生命保険は、加入した時の状況に合わせて内容を決めるものであり、その後の生活の変化に応じて必要な保障額も変わっていく。だが実際には、加入時のまま何年も見直していないというケースは少なくない。
出産は保障額の変化が最も大きいタイミング
結婚時にも保障の見直しは検討されるが、子どもが生まれると、その子が独立するまでの養育費・教育費が新たに必要保障額として上乗せされるため、出産は保障額の変化が最も大きいライフイベントだとされる。妊娠・出産に備える医療保険は、妊娠が分かる前に加入しておく方が選択肢が広いという指摘もある。
住宅購入時は「減額できないか」を確認する
住宅ローンを組む際、多くの場合は団体信用生命保険(団信)に加入し、契約者が死亡・高度障害状態になった場合に住宅ローンの残債が完済される仕組みになっている。この保障と生命保険の死亡保障が重複していることがあるため、住宅購入時は死亡保障を減額できないか確認する価値がある。
その他、見直しを検討したいタイミング
- 子どもが独立し、養育費の負担がなくなったとき
- 転職や独立で収入や働き方が変わったとき
- 定年退職後、必要な保障の性質が変わったとき
- 離婚など、家族構成が変わったとき
見直しの手続きは早めに動く
生命保険は年齢が上がるほど保険料が高くなる傾向があるため、誕生日を迎える前に見直しを検討すると、保険料が上がる前の条件で加入し直せることがある。ただし誕生日の直前では手続きが間に合わないこともあるため、1〜2か月程度の余裕を持って動き始める方が無難とされる。
まとめ:ライフイベントを見直しのきっかけにする
生命保険の必要保障額は、結婚・出産・住宅購入・独立といったライフイベントのたびに変化する。特に出産は保障額の変化が大きく、住宅購入時は団信との重複を確認する価値がある。何となく放置するのではなく、ライフイベントが起きたタイミングを見直しの合図として活用したい。
出典: 保険相談・比較サービスによる生命保険見直しタイミングの解説記事(複数媒体を参照)