「上司との関係がうまくいかない」「この業務の進め方に迷っている」といった仕事の悩みをそのままAIに投げても、当たり障りのない一般論しか返ってこないことがある。相談の仕方次第で、返ってくる答えの実用性は大きく変わる。

一般論しか返ってこない理由

漠然とした相談文は、AIにとっても状況を絞り込む材料が少ない。結果として、誰にでも当てはまるような一般的なアドバイスに落ち着きやすい。これは人間の相談相手でも同じで、状況を知らない相手には一般論しか返せないのと構造は変わらない。

相談時に渡しておきたい4つの情報

この4つを渡すだけで、AIの回答は一般論から具体的な選択肢へと変わりやすい。

「決めてほしい」と「整理してほしい」を分ける

AIに最終判断を丸ごと委ねるような聞き方をすると、無難な回答に終始しやすい。一方で「選択肢を整理してほしい」「メリット・デメリットを洗い出してほしい」という依頼の仕方にすると、判断材料としての回答の解像度が上がりやすい。

相談を1回で終わらせない

最初の回答で終わりにせず、「その中で優先度が高いのはどれか」「他に見落としている視点はあるか」と続けて聞くことで、相談は一問一答ではなく対話として深まっていく。1往復で終わらせず、2〜3往復のやり取りを前提にしておくと、実用的な回答にたどり着きやすい。

まとめ:情報を渡す順番を決めておく

AIへの仕事相談は、悩みをそのまま投げるのではなく、状況・試したこと・制約・相談したい範囲という順番で情報を渡すことで、実用的な回答に近づきやすくなる。まずは今抱えている小さな悩みで試してみたい。