TOEIC対策を一定期間続けているのに、スコアがある点数から動かなくなることがある。多くの場合、勉強量が足りないというより、学習の配分がどこかに偏っていることが原因になっていると考えられる。

「勉強しているのに伸びない」の正体

一定のスコア(600点前後)まではまとまった学習量で到達しやすいが、そこから先は、量よりも自分の弱点がどこにあるかを把握できているかどうかが影響してくると言われる。弱点を特定できないまま同じ学習を繰り返すと、伸び悩みが長引きやすい。

リスニングとリーディング、伸ばしやすさの違い

一般的に、リスニングセクションは対策の効果が比較的出やすく、リーディングセクションは伸ばしづらいと言われる。この伸ばしやすさの差を意識せずに学習配分を決めると、バランスを崩したまま停滞しやすい。リーディングに苦手意識がある場合、そこを避けて得意なリスニングばかり繰り返してしまうケースもよく見られる。

単語を覚えても読解力が伸びない理由

リーディングで伸び悩む人には、単語や文法は覚えているのに、長文になると最後まで読み切れない、あるいは内容の展開をつかめないという傾向が見られる。単語量を増やす学習と、文章全体の構造を把握する練習は、別のスキルとして扱う必要があると考えられる。

自分の偏りを把握する簡単な方法

この4点を振り返るだけでも、学習のどこに偏りがあるかが見えやすくなる。

まとめ:バランスを可視化してから配分を決める

TOEICのスコアが伸びない背景には、単純な勉強不足よりも、パート別の弱点や学習配分の偏りが隠れていることが多い。がむしゃらに勉強量を増やす前に、自分の学習がどこに偏っているかを可視化してから、次の配分を決める方が近道になりやすい。

なお、パート別の得意・不得意を入力すると学習配分を提案するような、簡易診断ツールへの発展も考えられる。

出典: TOEIC学習法解説メディアによる、スコア伸び悩みの傾向とリスニング・リーディングの対策難易度に関する記事(複数媒体を参照)