TOEICには、大学や企業などの団体が実施する「IPテスト」と、個人で申し込む「公開テスト」の2種類がある。どちらも同じ形式の試験だが、証明書の扱いや使える場面に違いがあり、就活・転職でどちらを受けるべきか迷う人も多い。両者の違いを整理する。
IPテストと公開テストの主な違い
公開テストは個人で申し込み、指定の会場で受験する形式で、受験後に公式認定証が発行される。IPテストは大学や塾などの団体単位で申し込む形式で、受験料が抑えられる傾向があるが、発行されるのはスコアレポートのみで、公式認定証は発行されない。
就活・転職で気をつけたい点
履歴書へのスコア記載自体は、IPテストでも公開テストでも可能とされている。ただし、応募先によっては公式認定証の提出を求められる場合があり、その際はIPテストのスコアレポートでは対応できないことがある。公官庁や大学院の出願など、証明書の提出が前提となる場面では、公開テストの受験が必要になる。
どちらを選ぶべきか
- 大学等でIPテストを無料・低価格で受けられる環境がある場合は、まず実力把握のために活用する
- 応募先の企業から証明書の提出を求められる可能性がある場合は、公開テストを受けておく
- 迷う場合は、就活・転職活動が本格化する前に一度公開テストを受けておくと安心材料になる
まとめ:証明書が必要になる可能性を基準に選ぶ
IPテストと公開テストのどちらを受けるべきかは、スコアの信頼性の違いというより、公式認定証の提出を求められる可能性があるかどうかで判断するとよい。不安がある場合は、早めに公開テストを受けておく方が後々の手間を減らせる。