「英検とTOEIC、結局どっちを受ければいいのか」という悩みは、英語資格を検討する多くの人が一度は抱くものだ。優劣ではなく、目的によって向き・不向きが分かれる資格だと考えると選びやすくなる。

測っている力が違う

TOEICはリスニングとリーディングを中心に、ビジネス場面での英語の「処理能力」を測る試験とされる。一方、英検は一次試験でリーディング・リスニング・ライティング、二次試験でスピーキングを行い、4技能を総合的に評価する試験である。同じ「英語力を測る試験」でも、TOEICは処理速度、英検は総合力に重心があると捉えると違いが分かりやすい。

評価される場面が異なる

英検は学生層の受験者が多く、大学入試での優遇や単位認定など、教育の場面で評価されやすいとされる。一方でTOEICは、就職活動中の学生や社会人の受験者が多く、企業の採用基準や昇進条件として活用されるケースが多いとされる。

就職・転職を目的とするなら

就職や転職を目的とする場合は、TOEICスコアを優先する方が実務的だとされる。企業の採用基準や社内評価にTOEICスコアを活用しているケースは少なくなく、履歴書に書く際の分かりやすさという点でも、TOEICの方が伝わりやすいことが多い。

英検が向いている場面

大学院進学、教員採用、公務員試験など、TOEIC以外の英語資格が評価される場面もある。また、スピーキングやライティングを含めた総合的な英語力を証明したい場合は、4技能を測る英検の方が目的に合っていることもある。

選ぶ際のチェックリスト

まとめ:目的から逆算して選ぶ

英検とTOEICはどちらが優れているというものではなく、測る力も評価される場面も異なる資格である。就職・転職を目指すならTOEIC、進学や4技能の総合力を示したいなら英検というように、自分の目的から逆算して選ぶことが遠回りを避ける近道になる。

出典: 英語資格比較メディアによる英検・TOEICの違いと選び方に関する解説記事(複数媒体を参照)