上司との1on1で「特に話すことがない」と感じてしまい、当たり障りのない近況報告だけで終わってしまう経験は多い。話す内容そのものより、事前に何を準備しておくかが、1on1の中身を左右しやすい。
1on1は「報告の場」ではないと捉え直す
1on1は業務報告のための時間だと考えると、話すことがなくなりやすい。進捗報告は日常のやり取りで済ませ、1on1では相談・キャリア・困りごとといった、普段は話しにくい話題に使う場だと捉え直すと、準備しておきたい内容が見えてくる。
事前に用意しておきたい3つの項目
- 直近で判断に迷っていること(相談したいこと)
- 今の業務や環境で感じている違和感や困りごと
- 中長期的なキャリアについて考えていること
すべて毎回用意する必要はないが、この3種類のうち1つでも準備しておくと、話が具体的になりやすい。
「報告」と「相談」を分けて考える
進捗などの報告事項と、判断に迷っている相談事項を混ぜて話すと、結局どちらも中途半端になりやすい。1on1の冒頭で「今日は相談したいことが1つあります」と伝えるだけでも、話の焦点が絞られる。
準備のためのチェックリスト
- 直近1〜2週間で判断に迷ったことはあったか
- 今の仕事のやり方や環境で、モヤモヤしていることはないか
- 半年〜1年後、どうなっていたいかを一言で言えるか
- 相談したい内容を、1〜2文で要約できているか
まとめ:話す内容より、準備の型を持つ
1on1の中身は、当日に何を話そうか考えるのではなく、事前に相談・違和感・キャリアという3つの視点で振り返っておくことで自然と決まりやすくなる。まずは次回の1on1の前に、この3つのうち1つだけでもメモしてから臨んでみたい。